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​教育人間学専攻とは?

What is
Educational Anthropology Major?

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立命館大学の「教育人間学」とは?

「人間とは何か」、「なぜ人間には教育が必要なのか」、「心とは如何なるもので、その心を育てるとはどういうことなのか」、「精神的に健康に生きるとはどのように生きることなのか」。

私たちは現代教育の危機的状況に取り組むために、もう一度こうした根源的な問いかけから始め、遠い過去から現代に至るまで連綿と続けられた先人たちの人間探究の成果を辿りなおすと同時に、今まさに私たちの目の前で起こっている日々の現実から学ぶ必要があるといえるでしょう。

本専攻は、「人間形成」「臨床教育」「心理健康」という緊密に連携した3 領域の専門スタッフと、各領域に対応した実習室を備え、皆さんが幅広い視野から「教育人間学」を学ぶことのできる環境を整えています。

​本専攻が目指すもの

  1. 既存の学問的・社会的通念を批判的に問い直すなかで、新たな教育の可能性を理論的・実践的に探究することができる。

  2. 「人間形成」「臨床教育」「心理健康」という3 つの観点から、多面的に人間・教育・心について考察することができる。

  3. 実験や実習により身に付けた知識と技能を将来実践に活かすことができる。

  4. 教員や友人との議論や交流を通して自分自身の見識に磨きをかけ、さらに自らの身体や心を体験に投じることによって、独自の人間観、教育観を育むことができる。

教育人間学専攻の
新たなコンセプトと3つの結節点

2022年度より新たに、教育人間学専攻では3つの領域に共通する教学の目標「全体コンセプト」と「3つの結節点」を掲げることになりました。

 

「全体コンセプト」は、

「人間であること、人間になること、人間を超えること」です。

また、「3つの結節点」は、

a.「こころ・からだ・たましい」

b.「学校教育の意味と無意味」

c.「語ること、歌うこと、演じること」

です。

「人間形成」「臨床教育」「心理健康」のいずれの領域においても、以上の「全体コンセプト」と「3つの結節点」は重要な研究テーマとして位置づけられます。

哲学、思想史研究、人類学、民間伝承研究、心理学、認知科学などの分野における多様な方法を用いてこれらのテーマに取り組み、教員と学生が一緒になって新たな教育人間学の可能性を拓いていくことを目指します。

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