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立命館大学 文学部
教育人間学専攻
Acerca de
福原 ゼミ
〈ゼミの授業内容〉
私のゼミでは、教育人間学と心理学の一般的な歴史と方法を学んだ後、このゼミナールで過去20年間にわたり独自に展開してきた体験的立場から、「教育・人間・意識(心)」について探究していきます。具体的には、「知識」、「自由」、「幸福」、「責任」、「悲しみ」、「恐怖」、「人生の意味」等のテーマに関して、各自の体験を大切にしながら、関連文献の講読やグループでの討論を繰り返しつつ、一人ひとりのテーマに関する理解を深めていきます。
卒業論文において先輩たちが取り組んできたテーマには、自らの人生においてどうしても乗り超えたいという実存的課題が多く、その探究には単なる知識の整理と展開にとどまらない自己・文化・社会の統合的な理解が必要とされます。それらを見詰める自分自身の眼差しの性向や特徴を、⑴象限、⑵状態、⑶段階、⑷ライン、⑸タイプという観点から再考することによって、自己・文化・社会との新たな関係の在り方を体得し、それを論文という形式で表現します。
〈学生へのメッセージ〉
人間研究の方法には、哲学的に方位づけられたもの、科学的に方位づけられたもの、体験的に方位づけられたものが存在します。私の研究室では、心理学全般の基礎的な概念と方法に関する知識と技能を身につけた上で、体験的な人間の探究に入ることを推奨しています。
〈卒業論文テーマ〉
・気功八段錦の効果 ―BP値を気の流れの指標として―
・働く母親のもつ「意識」と「子育て感」
・あの時、僕は -青年期についての一考察-
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