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​鵜野 ゼミ

〈ゼミの内容〉

うたや物語を歌い、語り、聞くこと、そして遊ぶことは、子どもの人間形成にとってどのような意味があるのかについて、主に文化人類学や民間伝承研究の立場から探究していきます。近年は、児童文学・ファンタジー・伝承文学・絵本・アニメ・ビデオゲームetc.に描かれた「子どもと悪」をめぐるトピックスの分析とその人間形成論的意味について議論しています。

 

〈学生や受験生へのメッセージ〉

現在トレンドとされていることや、すぐに役に立ちそうなことばかりに目を奪われるのではなく、100年前や10万年前、100年後や10万年後の世界のこと、現実にはないかもしれないけれどあるかもしれない、もう一つの世界のことにも心の翼を広げてみてください。その時に生まれる/聞こえてくるうたや物語はきっと、あなたを励まし支えてくれるはずです。

 

〈卒業論文のテーマ〉(2021年度卒業生より)

・お笑い文化が子どものいじめに与える影響に関する考察

・子どもにとって踊ることの持つ人間形成論的意味

・名前から考える自分という存在 ―『ゲド戦記』を通して― 

・ビデオゲームをプレイすることの人間学的意味 ―SPIEGEL EIを手掛かりに―

・有機体としての修験の可能性 ―イニシエーションを手掛かりにして―

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(2019年8月27-29日、岩手県遠野市での学外研修旅行より)
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